様々な病気が世の中には存在しているわけでその中ではイマイチ病名がはっきりとしないとか原因がはっきりとしないというようなこともあったりします。例えばそれが肩こりとか腰痛です。明確にここが悪いから腰が痛くなっているとかこういう状況だから肩が痛くなっているということは分かったりはしますがこれら二つの病気は日本人がかなり患いやすいものであり、明確な原因が分かりにくいということもあって治療が大変な側面があります。しかし、この手の病気、症状などでかなり期待できる治療法というのがあります。それが鍼灸治療です。鍼灸とはいっていますが鍼とお灸は必ずしも一緒にやらなければならないというようなものではありませんので、鍼だけ、お灸だけ、ということも可能です。基本的に鍼をすることによって腰痛とか肩こりといったような症状が緩和されるということがあります。また、鍼灸治療では投薬などが行われるわけではありませんので体に対する負担とか副作用というものがほとんどないとされています。ですから鍼灸治療というのは基本的に誰にでも行うことができることにはなっています。但し、絶対に保険が適用されないというわけではないのですが基本的にされないことが多いので、医療コスト的には結構負担がかかることになりますから、それは覚悟しておいたほうがよいでしょう。また考えないといけないのが鍼灸院などはかなり腕の差というのがあります。もちろん、普通のお医者様でも腕の差というのはあります。しかし、同じ薬であれば効果は全く同じといえる西洋医学とは違って、鍼灸治療といったものはどうしてもその人の技量に左右されるということがありますから、これは十分に注意したほうがよいことになります。毎日通うという必要性があるわけではありませんが、治るまではしっかりと定期的に通うようにしましょう。一度きりでどうにかなる、ということではないです。肩こりなどでも同じことがいえます。